6月7日のNHK「あさイチ」の特集は、イチおしスーパーフード・キヌア。
南米アンデス地方では「母なる穀物」とよばれ、スープやあたたかいリンゴジュースなど、さまざま料理に使われている。
白米と比べると、カルシウムや食物繊維はおよそ6倍、鉄分はおよそ9倍のキアヌ。
白キヌアは、やわらかい食感でスープに向いていて、短時間でゆで上がる。
赤キヌアは、味が濃くてややねばりがあるので、ジュースやデザートに向いている。
黒キヌアは、水分が少なくしっかりした食感なので、揚げ物の衣などにおすすめ。
キヌアの下ごしらえ
ペルー大使夫人直伝の、キアヌの下ごしらえは
(1)3回ほど水をかえて洗う。
洗うことで、外側についているサポニンという苦み成分が取れる。
(2)キヌアの1.5倍の水と塩少々を入れ火にかけ、沸騰してから弱火で15分ほど茹でる。
透明感が出て、白い輪のようなものが見えればOK。
冷蔵庫で3~4日保存可能なので、まとめて下ごしらえできる。
ペルー大使夫人のキヌア入りサラダ
キヌアに、とうもろこし、トマト、豆やキュウリなどの野菜をたっぷりまぜる。
サチャインチオイル大さじ2、パッションフルーツジュース大さじ2、はちみつ大さじ1、塩適量の酸味の利いたドレッシングをかける。
キヌア・ミルクのつくりかた
(1)キヌアを水洗い
(2)3倍の水で沸騰してから15 ~ 20分煮る
(3)ザルに上げ、キヌア1:水4 の比率でミキサーにかける
(4)布でこし、砂糖・塩を入れ再びミキサーにかける
冷蔵庫で3日間保存できる
チョイ足しのすすめ
料理研究家の村岡奈弥さんが、いつもの食事にチョイ足ししたレシピを紹介。
・キヌアごはん・・・1合につき、乾燥キヌア大さじ2
キヌアとお米は別々に洗ったり、といだりする。
・キヌアみそ汁・・・1人分につき、ゆでたキヌア大さじ3
・キヌア納豆・・・1パックにつき、ゆでたキヌア大さじ2~3
キヌアは、味を吸う
キヌアのよさは、味を吸うので、時短になり、減塩になる。
きゅうりのたたきの合わせ酢にキヌアを混ぜたり、キヌアのめんたいドレッシングは、ポテサラや、冷製パスタなどにも味が絡みやすくなる。
食べるときのポイントは、胚芽の部分に栄養があるので、その部分を捨てずに食べること。
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キアヌ入りハンバーグ
(1)合いびき肉150gに塩小さじ4分の1を加え、しっかりこねる
(2)炒めて冷ましたたまねぎ4分の1個としいたけ3枚を加えてこねる
(3)ゆでたキヌア40gを入れてこねる
(4)パン粉大さじ1と牛乳小さじ2をいれてこねる
(5)とき卵3分の1個分を加えてこねる
(6)ナツメグを擦って少々いれ、こねる
(7)手にオリーブ油を塗ってハンバーグの形を整え焼く
ハンバーグをこねていた大竹まことさんの感覚だとゆるい。
トマトソースは、8等分に切ったプチトマト16個に、ゆでたキヌア大さじ4、ポン酢しょうゆ大さじ2、エクストラバージンオリーブオイル大さじ2分の1を入れ混ぜ、青じそ4枚をちぎりながら混ぜる。
ソースというより、ドレッシングという感じ。ソースは別のものにして、ハンバーグだけでも試せそう。
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