TBS系テレビ「この差って何ですか?」
7月10日の言われると気になるランキングは塩少々と塩ひとつまみの差。
料理はいつも感覚なので、このブログには小さじとか大さじとかも書くけれども、実際にはオール目分量。
なので、塩少々と塩ひとつまみって、どちらか多いのかもわからないが、料理学校の教科書にもきっちり載っているのだそう。
詳しく教えてくれるのは、料理研究家の浜内千波さん。
少々は親指と人差し指で、ひとつまみは3本で
少々は、親指と人差し指2本で軽くつまむこと。ひとつまみは、親指、人差し指、中指の3本を軽く合わせてつまむこと。
昔は量るという道具がなかったので、おばあちゃんの知恵袋のように考えて工夫したのが、指を使って均一になるように量るということにつながったそう。
実際の塩の量の差は?
塩少々は 0.3 ~ 0.5g、塩ひとつまみは 0.8 ~ 1.0gと倍くらい違う。
指の太さが違うと個人差が出る
街ゆく50人に、塩少々と塩ひとつまみを実際にしてもらって塩の量を調べると、同じ塩少々や塩ひとつまみでも倍くらい違ったりする。
「人によって指の太さが違うので意味がないのでは?」というちょっと意地悪な質問に、浜内先生はそうではないんですよと。
それぞれのお母さんの指の太さによって、塩の量が変わる。それがイコールおふくろの味。
たしかに、毎回台所で別々の人が料理していたら変。作る人がいつも同じであれば、塩少々や塩ひとつまみの量がかわることもほどんどないか。
子どもといっしょに料理して、塩少々と塩ひとつまみのちがいを上手に説明できると、子どもも一層お手伝いしてくれるようになるかもしれないですし、楽しそうですね。
コメント