6月13日の「この差って何ですか」で、家庭で美味しくできるオムライスの作り方が紹介。
教えてくれたのは、2017年ミシュランガイドにも紹介された東京・目白「目白旬香亭」の古賀達彦店長。
家庭にある一般的なキッチンで、シンプルな素材でオムライスを作ってくれた。
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美味しいケチャップライスの作り方
(1)たまねぎを刻む
(2)フライパンにサラダ油をひいたら、たまねぎと鶏ひき肉を炒めていく
鶏ひき肉は、もう挽いてあるので繊維が壊れていて、かたまり肉より旨味が外に出やすい。
(3)塩・コショウで味付けをし、茶碗1杯のご飯に対し大さじ3杯のケチャップを入れる
ケチャップをご飯より先に入れることで、ケチャップ独特の酸味を取って旨味を引き出すと同時に、ケチャップと具材を先になじませることでご飯が混ざりやすくなる。
(4)ケチャップと具材を炒めてケチャップソースを作ってから、冷ましたご飯を入れる
ケチャップライスは、ケチャップを入れることで水分が増えるので、ご飯の水分が多いとベチャベチャになる。
炊きたてのご飯であれば、ボウルに移して3分ほど冷やすして、表面の水分を飛ばしておく。
(5)ケチャップライスは弱火で炒める
ケチャップが焦げやすいので、弱火で5分ほど炒める。
フワフワな卵焼きの作り方
(6)常温にしておいた卵を割る
卵は冷蔵庫に入れておいたものではなく、常温にしておいたものを使う。
卵は火を長く入れると固くなるので、冷たい卵だとフライパンが冷めて加熱時間が長くなる。
卵は調理をする10分ほど前に、冷蔵庫から出しておく。
(7)ボウルに落とした卵は、箸で混ぜる
卵焼きのふわっとした食感は白身のトロッとしたコシから生まれるので、箸で10回ほどまぜて卵にドロッと感を残す方が良い。
(8)フライパンにバターを溶かして、卵を入れる
一気に焼くとフワフワになって、時間をかけすぎると固くなる。
(9)箸で10回ほど混ぜながら火を通す
(10)表面が固まってきたらフライパンを火から外し、余熱で30秒ほどかき混ぜる
こうすることで、卵に火が通りすぎず、中がフワフワの卵焼きになる。
卵でケチャップライスをきれいに包むテクニック
包むというよりは、ご飯に卵をかぶせる感覚で形を整える。
(11)フライパンを火から外した時に、卵を半分より奥側に寄せる
(12)ケチャップライスを卵の中に入れる
(13)卵の端をライスに寄せるように被せる
(14)お皿に移し替える
(15)最後にかけるケチャップもレンジで30秒ほどチンする
これで、酸味が飛んでまろやかになる。
ひき肉を使うと細かく肉を切る手間も省けるし、最後にケチャップをレンチンするのも簡単なので、フワフワ卵はおいておいても試してみたいことが多い。
薄焼き卵をつかったシンプルオムライスならば、わが家では定番となった、あさイチできじまりゅうたさんが教えてくれたオムライスがおすすめ。
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